「花粉症薬、保険適用外で医療費削減?
こんな衝撃なニュースが飛び込んできた。
「花粉症薬、保険適用外に=
医療費600億円削減ー健保連提言」
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019082200648&g=eco
このような提言を取りまとめたそうです。
↓ ↓ ↓
「医療機関で処方される市販薬と同じ成分の花粉症治療薬について、
医療保険の適用から除外し全額自己負担にすべきだ」
将来の医療費増大の不安からか。
薬価が数千万に及ぶ「超高額薬」の影響か。
はたまた、利権がらみの影響か。
とにかく、「花粉症の薬を保険外にしよう」
という方向性で進んでいるようです。
幸い、わたしは花粉症の症状はありませんが、
まわりでは花粉症で苦しんでいる人が非常に多いのです。
鼻水、くしゃみ、かゆみなど、
症状が重い人は本当に見ていて、かわいそうになる。
残念ながら、
花粉症は症状をやわらげる対処療法ばかりで、
特効薬はまだない現状です。
そんな時に保険適用外へという動きは、
花粉症の患者さんには相当な打撃を与えられます。
困ったことに、
花粉症は体調管理で治せるものではない。
なぜなら、
花粉症は空気中の化学物質や環境の問題であり、
予防のための生活習慣など、自分自身で解決できないのである。
だからこそ、保険外適用は酷な話である。
ところで、
世間の不安をやわらげようと。
すかさず、
こんなニュースが日本経済新聞にのっていました。
「花粉症、処方箋と市販薬「患者負担に大差なし」」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48903270T20C19A8EA4000/
患者負担に大差なし!
にわかに信じられないけど、本当かな?
いつものように大本営発表じゃなければいいけどね。
湿布や保湿剤も保険適用外!?
な、なんと、
記事によると、花粉症の薬だけでなく、
湿布や保湿剤も保険適用外にしようとする動きなんだとか。
要するに
財政が大変なので、国はもう面倒みきれないから
湿布なんかは自腹でお願いしますと、言うことか。
健保連は、
ドラッグストアで買える市販薬で代用可能な
処方薬の医療費規模は2126億円と試算しているそうです。
逆に言えば、
ドラッグストアが2126億円の市場をゲットできる
ビジネスチャンスがあると言うことですね。
これは、
社会保障を削り、そのお金を市場にまわし
企業が儲かる仕組みに変えられていくとも言えます。
残念ながら、もはや国は、
国民の健康を守りきれないようです。
まとめ
時代の流れからみて、
悪い意味で今後は国民皆保険の
改正が行われていくことでしょう。
こんな状況をみれば、悲観したくもなりますが、
悲しんでばかりではいられません。
とにかく、
今の状況を前向きにとらえることが重要です。
そのため日頃から
- 自分自身で積極的に体調管理をする。
- 健康に対する知識をたくわえ、自己防衛をする。
- 良い生活習慣を身につける
自分のからだは自分で守る、
そんな強い意識で生きていきましょう!
お体をご自愛ください。