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むし歯じゃなくても痛いって酸蝕歯!

歯痛画像

え!なんで歯がしみるの?

 

冷たいもの、熱いものを食べると歯がしみること、

ありますよね~。

 

以前、

わたしも歯がしみるので、歯医者さんに診てもらいました。

 

で、その診察結果は、

 

先生:「むし歯ではないですね~」

 

私:「え!ないのですか~?」

 

歯茎の問題でも歯がしみることがあるらしい、、、

先生はおしゃってました。

 

確かに歯茎は減ってきており、

歯が少しむきだしになっているので、そんなものかと。

 

特に治療をする手だてはなく、

定期的に歯のクリーニングに通っているだけですが。

 

しかし、

そんな時、こんな記事をみました!

  

「 むし歯じゃないのに痛い、冷たいものがしみる「酸蝕歯」

 ・・・炭酸、スポーツドリンクに注意 」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190814-00010001-yomidr-sctch

  

さて、結論から言いますと。

 

この記事において、歯がしみる原因は、

 

酸蝕歯、、、だそうです。

 

読み方は

 

「さんしょくし」

 

読んで字のごとく、

酸が歯を蝕む病気のことを言います。

 

要するに酸蝕歯とは、

 

pH5.5以下の酸味が強い飲食物や逆流した胃酸の影響で

歯の表面のエナメル質がとけてしまう病気のこと。

 

 

酸蝕歯の症状

  • 冷たいもの、熱いものが歯にしみる
  • 歯の光沢を失い、くすむ
  • 歯がうすっぺらになり欠けやすい
  • エナメル質の下層の象牙質が透け歯が黄ばむ

  

 

酸蝕歯の治療

 

さて、記事によりますと

今の医療では完治は難しいようです。

 

しかし、

対処療法で痛みを緩和させることができるようです。

 

 

治療法

 

1、知覚過敏を防ぐ薬剤で歯の表面をコーティングする。

  

それでも、効果がなければ。

 

2、コーティングしても効果がなければ、

    セラミック製の詰め物やかぶせ物で酸をさえぎる。

 

3、浸食がすすんだ歯の場合には神経を抜く、という

  選択も視野に入れて治療する

 

神経を抜くは最後の手段ですね。

 

ここまで症状が悪化したら大変です。

 

そこで、酸蝕歯を防ぐため、

次に対策をまとめておきます。

 

 

まとめ

 

残念ながら、

 

一度うしわれたエナメル質を完全に再現することは、

今の医療技術では不可能です。

 

そのため、

 

酸蝕歯にならないようには、

予防対策が必要になってきます。

 

その対策は、

口の中を常に中性に保つようにすること。

 

方法としては

  • 酸性の強い食事をした後、口の中を水ですすぐ
  • お茶や牛乳を飲んだりして、口の中を中性に近づける

 そして、、

 

唾液は酸を中性にする働きがありますので、

口の中をくちゅくちゅさせ、唾液で満たすようにする。

 

 

ちなみに、

pH5.5以下の酸性の食品は。

 

pH2 

胃液(食品ではありませんが嘔吐、逆流性食道炎には注意)

レモン コーラ 梅干し

 

pH2.3~pH3.5

ワイン りんご 食酢 栄養ドリンク 梅酒 スポーツ飲料

 

pH4

ビール 日本酒 果汁ジュース ヨーグルト 白米

 

ph5

バナナ 炭酸飲料 焼酎 ウィスキ― コーヒー

醤油 トマト 肉

 

 

以上がph5.5以下の食品ですが、

現実的にはこれらの酸性食品をさけて通ることはできませんよね。

 

そのためには繰り返しますが、口の中を中性に保つように

予防と対策をしっかり意識する。

 

そのうえで、

継続的におこなっていくこです。

 

最後に歯だけでなく、

全身のトータルなケアも忘れずに。

 

お体ご自愛してくださいね。